ボディオイルとボディクリームを塗る順番は？正しいボディケアの手順
「ボディオイルとボディクリーム、どっちを先に塗ればいいの？」
乾燥が気になる季節や、風呂上がりのスキンケアでふと迷うことはありませんか？
ボディケアアイテムは使い方が大事。正しい順番や効果的な使い方を知っておくことで、肌にうるおいの持続力がぐっと変わってきます。
今回は、ボディオイルとボディクリームの違いや正しい塗る順番、効果的な使い方やタイミング、アイテム選びのコツまでを詳しく解説します。
さらに、香りも楽しめるおすすめボディオイルもご紹介します。
肌にうるおいとツヤを与えたい方はもちろん、「なんとなくケアしている」方もぜひ参考にしてください。
今日からもっと心地よく、乾燥知らずの美しいボディを目指しましょう。
ボディオイルとボディクリームの違いとは？
ボディオイルとボディクリームは、その役割が違います。
テクスチャーと成分の違い
まず知っておきたいのが「ボディオイル」と「ボディクリーム」の性質の違いです。
ボディオイルは、名前の通り油分が主成分です。さらっと軽めのものから、しっかりとしたコクのあるものまでテクスチャーもさまざまですが、いずれも肌の水分の蒸発を防ぎ、保湿をキープするのが特徴です。
一方、ボディクリームは水分と油分がバランスよく配合されており、肌にうるおいを与えると同時に、油分のヴェールで保護する役割もあります。
クリームの種類によっては、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が豊富に含まれ、しっとり感が長続きします。
それぞれの成分構成が異なるため、使い方や塗る順番にも違いが生まれるのです。
オイルとクリーム、それぞれの役割と効果
ボディオイルは「水分を閉じ込める」タイプの保湿ケア。風呂上がりなど、水分がまだ肌に残っているタイミングで使用すると、しっかりと水分を抱え込んでうるおいをキープできます。
香りを楽しめるアロマオイルタイプの製品も多く、リラックスやマッサージにも最適です。
一方、ボディクリームは「うるおいを与える」＋「油分でふたをする」両方のケアが可能。時間がない時にはとても便利なアイテムです。
潤いを与えながら保護ができるので、肌の乾燥状態が進んでいるときや、刺激に弱くなっている肌には、クリームのやさしい保湿力が効果的です。
ボディローション・ボディミルクとの違いも知っておこう
似たようなアイテムとしてよく登場するのがボディローションやボディミルクです。
・ボディローション：水分が多く、さらっとした使い心地。保湿力は軽めで、肌の乾燥が軽度のときに使うのが◎
・ボディミルク：ローションより油分が多く、クリームよりは軽め。肌にのばしやすく、全身ケアに使いやすいテクスチャーです。
それぞれに適した使い方があり、肌の状態や季節、時間帯に応じて使い分けるのが効果的です。
ボディオイルとボディクリーム、塗る順番はどっちが先？
ボディオイルとボディクリームの効果を十二分に発揮するには、塗る順番が大切です。
基本は「水分 → 油分」の順！
スキンケアの基本ルールとしてよく知られているのが、「水分でうるおしてから、油分でフタをする」という順番です。
これはボディケアも同様で、水分を含むボディクリームやミルクを先に塗り、そのあとにボディオイルでふたをするのが基本の流れです。
1. 風呂上がりにタオルで軽く水分を拭き取る
2. ボディクリームやボディミルクでうるおいを与える
3. ボディオイルで水分と成分を肌に閉じ込める
この順番を守ることで、肌に与えた水分や美容成分が蒸発しにくくなり、保湿効果が持続します。
ボディケアアイテムを風呂上がりのタイミングで使う理由
入浴後は、肌の水分量が多くなっていると同時に、水分がどんどん逃げていく「乾燥の危険ゾーン」でもあります。
このタイミングですぐにボディケアを始めることが、うるおいを守るためにはとても重要。
特に風呂上がり5分以内に保湿をスタートするのが理想的です。
「タオルで完全に拭ききらず、少し水分が残っている状態でボディクリーム→オイル」の順番を意識することで、うるおいと油分のダブル効果を最大限に引き出すことができます。
季節や肌質によって順番を変えてもOK
実は「クリーム→オイル」だけが正解とは限りません。
たとえば、
・乾燥がひどい冬場は、オイル→クリームで重ねる
・夏はオイルだけ、またはクリームだけで軽めに済ませる
・敏感肌の人は、肌に優しいテクスチャーの順番にする
など、肌の状態や季節、目的に応じて順番を調整するのも◎です。
冬場など、お風呂から出た瞬間に肌が乾燥してしまう！という方もいらっしゃると思います。
そんなときは、先にボディオイルを塗り、お肌をやわらかくしてからボディクリームを塗った方が、心頭が良くなることもあるのです。お肌の状態を見ながら順番を変えると良いでしょう。
また、ボディオイルをマッサージ目的で使う場合は、先にオイルを塗ってからクリームで整えるのもおすすめです。
乾燥知らずの肌に！正しいボディケアの手順をおさらい
ここで改めて、ボディケアの正しい手順をおさらいしておきます。
タオルドライのタイミングと注意点
お風呂から上がったあと、まず大切なのがタオルでの水分の拭き取り方です。
ゴシゴシこすらず、やさしく押さえるように水分を吸い取るのがポイント。肌に必要なうるおいまで失われてしまわないように注意しましょう。
また、完全に乾く前に保湿を始めることが大切です。肌がしっとりしている状態は、水分や保湿成分が浸透しやすいゴールデンタイム。なるべく5〜10分以内にケアをスタートしましょう。
冬は脱衣所も寒いですし、肌の乾燥がすぐに始まりますから、浴室内でケアを済ませるのもおすすめです。
全身にうるおいを届けるマッサージ方法
ボディクリームやミルクを塗るときは、塗り広げるだけでなく、軽くマッサージするようになじませると浸透力がアップします。
以下のような部位別ケアがおすすめです。
・脚：足首からひざ、太ももへ向かってやさしくさする
・腕：手首から肩へ向けて、リンパを流すように
・お腹：円を描くようにゆっくりなでる
・背中：手が届く範囲で軽くさすり、肩甲骨周りも忘れずに
血行を促進することで、保湿成分や美容成分がより浸透しやすくなり、乾燥対策とボディラインの引き締め効果も期待できます。
刺激を抑えたい人向けのケア方法
乾燥がひどく、かゆみや赤みが出やすい敏感肌さんは、こすらず・摩擦を避けて塗るのが基本です。
とくに冬場は、肌バリアが弱っていることも多いため、高保湿・低刺激の製品を選び、やさしく手のひらで包むように塗布しましょう。
また、香り成分やアルコールを含む製品は、肌に刺激になることもあるため、パッチテストをしてから使うと安心です。
ボディオイル・ボディクリームの選び方
ボディオイルもボディクリームもたくさんあって、どれを選んだら良いかわからないと迷っている方へ、自分の肌に合わせた選び方をご紹介します。
成分で選ぶ（保湿・美白・肌荒れ防止）
まず注目したいのが、配合されている成分です。
肌質や目的によって、選ぶべき成分が変わってきます。
・高保湿を重視するなら：シアバター、ホホバオイル、セラミド、グリセリン
・美白や透明感を求めるなら：ビタミンC誘導体、アルブチン、トラネキサム酸
・肌荒れ対策には：アラントイン、ツボクサエキス（CICA）、カモミールエキス
成分表示をチェックし、自分の肌の悩みに合わせて選ぶことで、ボディケアの効果をより実感できます。
香りで選ぶ（癒し・リラックス・好み）
香りは、心に働きかける大切な要素です。
どんなに成分が良くても、好みの香りでないと、使い続けるのが難しいでしょう。
保湿力はもちろん、自分が心地よく感じる香りを選ぶことで、毎日のケアがリラックスタイムになります。
・リラックスしたい夜には：ラベンダー、サンダルウッド、カモミール系
・朝の気分を上げたいときは：グレープフルーツ、ミント、ベルガモットなど爽やかな香り
・甘く女性らしい印象にしたいときは：バニラ、ローズ、ピオニーなどのフローラル系
香り付きのオイルやクリームは香水代わりにも使えるため、TPOや気分で使い分けるのもおすすめです。
香りをもっと楽しみたい！という方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
テクスチャーで選ぶ（重め・軽め・べたつき）
テクスチャー（使用感）も、使い続ける上で重要なポイントです。
・乾燥が気になる方には：こっくり重めのクリームやしっとり系のオイル
・夏場や朝のケアには：さらっとしたミルクや軽めのオイル（スクワラン、グレープシードオイルなど）
・べたつきが気になる方には：ジェルクリームや浸透力の高いミスト状オイル
好みや使用シーンに合わせて選べば、毎日のケアがより快適になります。
効果を高める！入浴とボディケアのゴールデンタイム
ボディオイルやボディクリームの効果を最大限に発揮するためには、使うタイミングも大切です。
風呂上がり5分以内に始めるのがポイント
肌がもっとも乾燥しやすいのは、お風呂上がり直後です。
水分をたっぷり含んだ肌は、一見しっとりしているように感じますが、そのままにしておくと急速に水分が蒸発し、逆に乾燥が進んでしまうのです。
そのため、ボディケアのベストタイミングは入浴後5分以内、おそくとも10分以内にはすませたいところです。
タオルでやさしく水気を拭き取ったら、すぐにボディクリームやボディミルクで水分補給 → ボディオイルでふたという順番でケアを始めましょう。
この「水分のある肌に油分でふたをする」ことで、うるおいをしっかり閉じ込め、しっとり感が長続きします。
ボディケアと相性の良い入浴法とは？
入浴は、ただ体を温めるだけでなく、ボディケアの効果を高めるための準備にもなります。
以下のポイントを意識すると、スキンケア効果がアップします。
・38〜40℃のぬるめのお湯に15〜20分浸かることで、血行が促進され、肌が柔らかくなる
・入浴中にアロマオイルやバスソルトを使えば、香りによるリラックス効果＆保湿力UP
・入浴後すぐにケアできるように、あらかじめケアアイテムを脱衣所に準備しておく
乾燥対策には、入浴からボディケアまでをひとつの流れとして捉えることが、とても大切です。
入浴前後のケアの違い
意外と見落とされがちなのが、「入浴前」の肌ケアです。あまり、意識したことがないという方も、多いのではないでしょうか？
乾燥が気になる時期には、入浴前に軽くボディオイルを塗っておくと、洗浄時の摩擦を軽減し、肌の水分保持を助ける効果があります。
これを「プレケア」と呼び、特に乾燥肌や敏感肌の人にはおすすめの方法です。
入浴後はすでにご紹介した通り、水分→油分の順でしっかり保湿する「本格ケア」が基本。
この前後ケアをセットで行うことで、より効果的に肌のうるおいを守ることができます。
香りも保湿力も◎おすすめボディオイル
保湿力だけでなく、香りも楽しめるおすすめのボディオイルをご紹介します。
南国気分に包まれる癒しの香り「ラニカイ バス＆ボディ プルメリア」
乾燥対策をしながら、心まで癒される香りを楽しみたい方にぴったりなのが、LANIKAI Bath＆Body（ラニカイ バス＆ボディ）のプルメリア。
ハワイで育まれた花々の香りをぎゅっと閉じ込めたような、上品で可憐なフローラルブレンドです。
最初に香るのは、メロンやジューシーなピーチの果実感。
そこに、プルメリアの花やクチナシ、ジャスミンの甘くやさしい香りが重なり、サンダルウッドとムスクの落ち着いた余韻が全身を包み込みます。
テクスチャーはなめらかで伸びがよく、保湿しながらふんわり香るボディケアを楽しみたい人におすすめです。
夜のスキンケアや特別な日の仕上げにもぴったりの一本です。
甘くまろやか、誰からも愛される香り「ラニカイ バス＆ボディ ココナッツ」
もうひとつのおすすめは、ラニカイ バス＆ボディのココナッツ。
南国らしさを感じさせるフレッシュなココナッツとやさしいバニラの香りは、まるでリゾートにいるかのような心地よさ。
甘すぎず、男女問わず好まれる香りとして長年愛されている人気アイテムです。
しっとりとした保湿感がありながら、重すぎない使用感で季節を問わず全身に使いやすいのも魅力。
乾燥が気になるひじやひざ、かかとにもなじみやすく、毎日のケアに取り入れやすい製品です。
肌にやさしいナチュラルスキンケアを選ぶなら
ラニカイ バス＆ボディは、ハワイ生まれのナチュラルスキンケアブランド。
現地の自然素材を使用し、子どもから大人まで安心して使えるやさしさが魅力です。
乾燥が気になる季節も、肌にやさしくうるおいと香りを届けてくれるボディケアアイテムとして、幅広い世代におすすめできます。
まとめ｜ボディオイルとクリームを使い分けて、理想の肌へ
ボディオイルとボディクリームは、それぞれに異なる役割があります。
水分を与えるクリーム → 油分でふたをするオイルという順番を意識することで、肌のうるおいを逃さず、保湿効果を長時間キープすることができます。
また、風呂上がりすぐのタイミングでケアを始める、成分や香りにこだわってアイテムを選ぶ、マッサージを取り入れるなど、少しの工夫でボディケアはぐっと充実します。
今回ご紹介したラニカイ バス＆ボディの製品のように、香りも使用感も楽しめるアイテムを取り入れれば、毎日のケアが癒しのひとときに変わるはずです。
肌の乾燥やくすみが気になる季節こそ、自分の肌と向き合いながら、効果的なボディケアを習慣にしてみてください。
きっと、触れたくなるような柔らかくてなめらかな肌へと近づいていけるでしょう。
