保湿効果を高めるリップの正しい塗り方をマスター!
空気が乾燥する季節。お肌だけでなく、デリケートな唇も乾燥しますね。
冬はリップクリームが手放せませんが、塗り方ひとつで保湿効果も違うってご存知でしたか?
今回は、保湿効果を高める正しいリップクリームの塗り方をご紹介します。
皮が向けてしまうほど乾燥がひどい方は、塗り方を見直すだけでも唇のつやを取り戻せるかもしれません。
唇は乾燥しやすい!
唇の皮膚はとても薄い上に、皮脂腺がないため、紫外線や乾燥の影響を受けやすいのです。
顔の他の部分よりもずっと乾燥しやすく、荒れがちに部分。より念入りに保湿をしておかないと、すぐにガサガサになってしまいます。
リップクリームの正しい塗り方
それでは潤い効果を高めるリップクリームの塗り方をご紹介します。
リップクリームを塗る手順
お顔の手入れをするときに、洗わずに化粧水や乳液を塗る人はいないと思いますが、唇も同じです。
リップクリームを塗る前にきれいにしておきましょう。
食事の後はきれいに拭いてから。歯を磨いた後なども歯磨き粉がついていたりしますので、しっかりと拭き取ってください。
それから、リップクリームを手で温めて、少し柔らかくしてから塗るのがコツです。
冷たく硬いままですと唇に刺激を与えてしまう可能性があるから。温めた方が伸びも良くなりますので、少し手で包み込んでから塗るようにすると良いでしょう。
唇のしわに沿って塗るのが◎
そして塗るときは、横ではなく縦に塗ります。これは、唇のしわが縦方向になっているためです。
横向きにリップを動かしてしまうと、この縦皺にクリームが入り切らないため、表面にしか濡れていない状態になってしまいます。
そうするとシワの部分は保湿できないことになってしまいますよね。
ですから、リップクリームは縦に動かしながら塗っていくのが正解です。
指で塗るのもアリ
リップクリームを直接唇に塗りつけるよりも、指にとってから丁寧に塗っていくと、体温で温まっているのでシワの中に入りやすいです。
指は力が入りにくい薬指がおすすめ。過度な圧をかけることなく、優しく塗ることができますよ。
メイク前の塗り方の工夫
口紅やグロスを塗る前にもぜひリップを塗って保湿をして欲しいのですが、あまりたっぷり塗ってしまうと口紅の色がしっかり出なくなってしまいます。
そこで、薄めに塗るか、一度塗ってから軽くティッシュオフをして、余分な油分を取ってから口紅を塗るときれいに仕上がります。
塗りすぎ注意!かえって乾燥することも
唇が乾燥するからといって、1時間に1回くらい塗っている人もいますが、それはかえって逆効果になってしまいます。
「塗る」という行為自体が、唇にとっては摩擦になるためです。ですから、1日に3~5回くらいにとどめておくのが良いでしょう。
塗るタイミングとしては、
- 朝の洗顔後(または歯磨きの後)
- 昼食後
- 夕食後
- お風呂上がり
- 寝る前
寝る前は特に重要です。長時間、乾燥にさらされることになりますので、たっぷり塗っておきましょう。
週に1度のリップパックでスペシャルケア
お風呂の後にゆっくりする時間があるときは、ぜひリップパックを試してみてください。
体が温まっている間に、手で温めたリップをたっぷり塗って、唇の上からラップをします。
そのまま3~5分程度おくだけで、プルプルの唇に生まれ変わります。
乾燥がひどいなと思ったら、ぜひやってみてくださいね。