唇の黒ずみ&シミ対策。唇も紫外線対策が必要!
唇の皮膚はとても薄く、ダメージを受けやすい部分でもあります。
こちらの記事「保湿効果を高めるリップの正しい塗り方をマスター!」ではリップクリームの塗り方をお伝えしていますが、デリケートな唇は保湿だけでなく、紫外線対策のしっかりして欲しいのです。
そこで今回は、プルプルで美しいツヤのある唇を保つためのくすみケアと紫外線対策の方法についてお話しします。
その唇のくすみ、紫外線が原因かも
最近唇の色がすぐれない、口紅のノリが悪い、発色も良くないと感じたら、唇がくすんでしまっているのかも。
くすみの原因はいろいろありますが、シミができてしまっているのもその理由の一つです。
顔に日焼け止めを塗らなければシミができるのと同じように、唇だってなんの対策もしなければ日焼けしてしまうのです。
シミは日焼けをしたからといってすぐにできるものではないですが、長い間、なんの対策もしてこなかった唇には少しずつメラニン色素が蓄積されていきます。
メラニン色素を作り出すメラノサイトがありますから、紫外線を浴びればシミができます。
唇には皮脂腺や汗腺がないのでバリア機能がなく、外部からの刺激を受けやすいところです。ですから、紫外線のダメージも大きい。乾燥にも弱く、くすみも現れやすいといえます。
唇の黒ずみ&シミケア
もし今唇がくすんでしまっていても、正しくケアをすればツヤのあるプルプルの唇を取り戻せます。
唇は皮膚が薄い分、ターンオーバーの期間が短いからです。顔の肌は4週間程度で生まれ変わると言われていますが、唇はその半分以下。2週間も経たずに新しい皮膚に生まれ変わるので、ダメージも回復しやすいのです。
唇に刺激を与えない
唇はダメージに弱いので、刺激を与えないように気をつけます。
- こすらない
- なめない
- 皮を向かない
これを徹底してください。
とくになめるのはNG。余計に乾燥してしまいます。無意識にやってしまうことも多いので、気をつけましょう。
ポイントメイクリムーバーで優しくメイクを落とす
唇をこすることは強い刺激となるので、メイクを落とすときも要注意。
こすって落とすのはよくありません。
くすみだけでなく、唇を引っ張ることで口輪筋が緩み、口角が下がる可能性もあります。口角が下がると老けて見えるので、気をつけたいところ。
口紅を落とすときにはポイントメイクアップリムーバーを使って、優しく落とすようにしましょう。
リップクリームは欠かせない
リップクリームで保湿を徹底します。
- メイクの前
- 昼食後
- おやつのあと
- 夕食後
- お風呂の後
- 寝る前
- 飲み物を飲んだあと
塗る時は強く擦らないように気をつけて、唇の縦じわに剃って塗るようにするとなじみが良くなります。
唇の輪郭ギリギリまでしっかりとリップクリームを塗ります。少しはみ出すくらいでちょうど良いでしょう。
週に1~2度のスペシャルケア
普段の保湿に加えて、リップパックやゴマージュなどを取り入れてみます。
ゴマージュは唇専用の刺激ないものを使いましょう。
家にあるもので、手作りすることもできます。
はちみつまたはオリーブオイルと砂糖を1:1で混ぜ、唇に塗って軽くマッサージをします。決して力を入れないように、気をつけてください。薬指を使うと、力が入りにくいです。
2周くらいしたら、ティッシュで軽く拭き取ってからぬるま湯で洗い流します。
そのあとはリップパックを。はちみつを唇に塗って、上からラップをします。
10分ほどしたら外して、ぬるま湯で洗い流すか、濡れたコットンで優しく拭き取ります。
はちみつなので口に入っても大丈夫ですが、たっぷり塗っているとベタつくので、軽く落としておいた方が良いでしょう。
1年を通して唇の紫外線対策を忘れずに!
リップクリームで保湿するとともに、UVカット効果のあるリップクリームを使います。
特に外に出る時は、唇の下地としてUVケアのできるリップクリームを塗っておくと安心です。
紫外線は真夏以外も降り注いでいます。特に注意したいのは春と秋。4~5月は、8月の紫外線量と比べても、それほど少なくはありません。
涼しい日はうっかり紫外線対策を忘れがちなので、「唇にも日焼け止め」を1年中意識してください。
正しいケアでつやつやリップを保とう
唇は皮膚が薄く、外部刺激を受けやすい部分です。乾燥もしやすく、紫外線のダメージも大きいので、常に保湿と紫外線対策が必要です。
くすみが気になったら保湿を徹底し、ターンオーバーを促進しましょう。週に1~2回のスペシャルケアもおすすめです。
外出する際にはUVカット効果のあるリップクリームを使いましょう。春も秋も紫外線は降り注いでいます。ツヤのある唇を保つためにもしっかりと防いでいきたいですね。