ハワイ語の魅力 ‘elua

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ハワイ語の魅力 ‘elua


Aloha Rinko です。
季節の変わり目で気温が定まらず落ち着かないですね。

こんな時はやっぱりハワイアンソング♪大好きなハワイアンソングを聴いていると、嫌な事も忘れて気持ちも明るくポジティブになっていくので不思議!

ハワイの音楽を聴いていると、そのメロディーの柔らかさに包み込まれると同時に言葉の意味に興味が湧いてくるのは私だけではないでしょう。

歌の意味はもちろんですが、ハワイ語の単語ひとつ、ひとつに「へ~!」とか「???」や「すごいね!」などの感嘆詞がいっぱいに広がります。

今回は膨大に存在する「ハワイ語の不思議」の中でも「フラソングの不思議」に少し近づき、フラソングにまつわる二つのお話をしたいと思っていますので、いつものようにワタクシRinko自身はハワイ語の学者でも世界の言葉の専門家でもないので「こんな事知ってる~」という方は軽くスルーしてくださいね。

 

kaona

kaonaとは、簡単に日本語にすると「隠された物・者」「秘蜜な事」「二重のこと」などと訳されています。

その意味通り、フラソングの詩を読んでいると時々意味が通じない(前後の言葉の意味に繋がらない)という言葉が出てきます。

古代ハワイアンは文字を持たなかった為に 身振り手振りでその時代の文化やしきたりを後の世代に伝えていったのですが、当時はカヒコ(古典)のオリ(日本でいう祝詞のような唄)が中心でしたから、kaonaが使われるようになったのは随分後の事でしょう。

現代フラと呼ばれる今のフラの原型ができたのは、まだ100年前くらいのものですから歌の中にkaonaを入れ込んでいった歴史もそう古くはないと思います。

kaonaは歌の中で秘密にしておきたい事や場所を隠しますが、セクシャルな意味合いが多く表現されているのも大らかでありながら繊細なところが細部に見られるハワイアン文化の特徴です。

トラディショナルハワイアンソングは星の数ほど沢山あるので全てを紹介するのは不可能ですが、フラを習っている方々なら良く知っていると思われるを例にしてkaonaを少し説明します。

1番のみの説明になりますが…

he aloha wau 'oe la
kou papalina lahilahi
I ka ho'opulu mau 'ia la
I ka hunehune o ke kai


papalinaは頬のこと
lahilahiは(水分によって)キラキラと光るという情景
I ka ho'opulu びしょ濡れになる状態
hunehune o ke kai 海のしぶきによって
(hunehuneだけですと繊細なという意味があります)


1番の歌詞は、「海のしぶきを受けて愛するあなたのほっぺがキラキラ光っている、繰り返す波がかかってびしょ濡れだよ」と歌っていますね。

明るい太陽の光の中で「海のしぶきを受けて遊ぶキラキラと光っている大好きな子の可愛いほっぺ」なんとも愛らしい海辺の光景が浮かびますが、この歌詞がkaonaでいっぱい、しかもとってもセクシー!なので全ては書けませんが、ヒントとしてお伝えできるのはpapalinaのkaonaは「お尻」です。

フラソングでは海、水、しぶきなどの言葉は全てセクシーな意味のkaonaがありますから…1番の説明は理解してもらえると思います。

大自然の中で大らかに暮らすハワイアンならではの表現だと思います。



 

ke ku'i 'ana o ke kani like


続いて紹介するのは、ke ku'i 'ana o ke kani like(直訳で音<言葉>を繋げていく)というフラソングの形態で、kaonaと同様にこの形のフラソングも数多くあります。

これは歌詞の1番の最後の単語が2番の頭になり、2番の最後の単語が3番の頭に繋がりハイナ(歌の最後)まで続くという形態です。

通常フラソングといえば4番までとかが多くて6番くらいまでが主流ですが、その曲が作られた時代のオリジナル曲は何十番までも続くというのが多かったようです。

今ではそれほど長い曲はミュージシャン達もフラダンサーも覚えていられないし、曲全体のデータは紛失しているのかもしれません。

この形態のフラソングで聴き慣れた曲は…

ka loke
Pau oa liko ka lehua
he nani mokihana

いずれもトラディショナルフラソングの王道で、どれもストーリーがしっかりしていて素敵な曲ではあるのですが時々「おや?」と首を傾げる箇所を発見する曲もありまが、殆どが1番、2番とかの前半か後半を入れ替えたり端折ったりという編曲者の意向のようなので、それを見つけて歌の意味を繋げていくのも楽しい作業です。


 

最後に…


ハワイ語には実に不思議で魅力的な言葉が沢山あり、土地、風、雨、匂いなどには「このような時にはこの言葉」「この土地でのこういう状態はこの言葉」といったように同じ意味を指す言葉が何種類も存在しています。

例えばフラソングによく出てくる「雨」はその情景によってなんと200以上もの呼び名があり、「雨」専門の辞書があるそうで驚きます。

ハワイ語を勉強していくと本当に不思議で美しい言葉や繊細な意味に驚きますし、そのような言葉を操るハワイの人々、歴史、文化に触れるたびにその魅力の虜になっていきます。

次回もそんな「ハワイ語の魅力」に迫りたいと思いますので読んでくださいね。


あなたのハワイアンライフが、あなたの毎日をいつも癒やしてくれますように…今回はこのハワイの言葉を贈ります。


'Ole Ua,'Ole Anuenue     (雨が無ければ虹は出ない)
*美しさや華やかさも、努力や苦労があってこそ!   





前進あるのみ、I mua!  Aloha Rinkoでした。

A hui hou!





 

 

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